2008年6月アーカイブ
デジタル放送のコピー制限を緩和する「ダビング10」が来月の5日に解禁されることが19日に決まりました。
6月2日に解禁されるはずが、著作権団体と家電メーカーとの間で、デジタル機器にかける補償金をめぐって対立していました。
ここにきて、情報通信審議会の委員会で妥協が成立したのです。
委員会では、著作権団体が補償金問題とダビング10問題を切り離すことを提案しました。
その大きな理由として、北京オリンピックに備えてダビング10対応の機器を購入済みの利用者の配慮の表れなのです。
メーカー側もこの夏以降、補償金以外の著作権への「適正な対価の還元」について情報通信審議会で前向きに検討することを明らかにしました。
補償金をめぐっては、今後見込まれるブルーレイレコーダーとブルーレイディスクにも課金することで合意。
これに対して、著作権団体は携帯音楽プレーヤーやDVDレコーダーなどに使われているハードディスク駆動装置への課金が見送られることに反発していたのです。
今回の委員会でなんとか合意が出来たので、デジタル放送推進協会が、近く正式にダビング10の解禁日を決定するそうです。
6月2日から実施されるはずだった、「ダビング10」
今のところ、まったくいつになるのか不明のままだ。
文部科学省と経済産業省は6月17日、次世代DVD規格のブルーレイ録画機
とブルーレイディスクに著作権保護の為の補償金を課すと発表しました。
だが、関係者の思惑は食い違い、ダビング10解禁への道のりはさらに
悪くなってしまったようだ。
文部省などがどうしてブルーレイに課金をするのか分からないが
DVDレコーダーなどの多くはHDD内臓型だが、HDD部分は課金
対象ではないらしい。
2000年には42億円だった補償金総額が2006年には28億円に減る
になるうえ、文部省と著作権団体は従来の課金に加え、大容量の
HDDにも相応の補償料率を課して、収入増を狙っている。
デジタル放送は技術的には現在のような野放しコピーを制限できる
ので、電子情報技術産業協会は2011年の地上デジタル放送への
完全移行に伴って録画機器への補償金制度は廃止すべきと考えています。
一方、著作権団体や文化省は、ブルーレイへの課金は、デジタル放送の
コピー制限を1回から10回に緩和する【ダビング10】導入に伴う著作権
保護の措置が必要だということで、当面は課金制度は必要であると
主張しています。
はたしてどうなっていくのでしょうかね。
HDDの搭載は家庭のテレビ視聴・
録画スタイルに革命をもたらしました。
以下のような機能はHDD搭載機種ならではの特長ですね。
■録画しながら別の番組を再生出来る
■録画しながら少し前のシーンに戻って再生する
(タイムシフト再生)
■タイムシフト再生しながら早送りして現在の放送に追いつく (追っかけ再生)
■電子番組ガイド(EPG)をキーワード検索し、 ユーザーの嗜好に合いそうな番組を自動的に録画する (おまかせ録画)
■HDDに録画し、編集(CM削除、番組分割、 番組結合、チャプター作成、プレイリスト作成 ect...)をしてからDVDディスクへのダビングが可能。
※タイムシフト再生・
追っかけ再生はDVD単体レコーダーでも可能な機種がある。
一方、
最近の機種では操作の簡略化と録画予約への特化からタイムシフト関連機能が廃されている物が多い。
HDDのみを搭載するHDDレコーダーもあります。
特にアメリカでは普及していますが、日本では
「見たら消す」
という視聴スタイルが受け入れられず余り普及していません。
(マニアの中にはLAN経由でPCに録画データを転送出来るモデルを愛用する人もいます。
ただし各種デジタル放送でのDTCP
(デジタルコンテンツの保護技術の一種で、
IEEE 1394などを用いた通信において、
著作権が保護された状態でコンテンツを伝送するための方式のこと)
がかけられた番組データに関してはこれが出来ないのが欠点です。
EPGとは、
テレビの画面に番組表を表示するシステム。
電波の隙間を使って番組表データを送出し、
専用の端末で受信する方式と、
テレビにつなげるインターネット端末を利用する方式があります。
EPGのデータを元に録画予約がDVD/HDDレコーダーでは可能です。
パソコンと同じように、
ファイルのやり取りが容易なDVD-RAMの性質から、
東芝松下電器産業が共同で商品開発を行いました。
低価格単体機投入とハイブリッド機の強化により、
当時の-RAMと-RWの規格シェアが逆転したのです。
さらに1年遅れて-RW陣営のパイオニアもハイブリッド機をリリースしましたが、
機能面で-RAM陣営に遠く及ばず、
-RAMハイブリッドに性能的に追いつくのにさらに1年費やすことになりました。
その後、HDDの製造コストの低下や大容量化、
さらにその信頼性も家電製品として耐えうるものになってきたため、
HDD搭載型が一般的になり、
DVDは録画された映像の長期保存、
持ち出し等に使用することが多くなりました。
複数の記録装置を搭載した機器をハイブリッドレコーダーと呼んでますが、
多くの場合はHDD+DVDレコーダーのことを言います。
また単に「DVDレコーダー」
と言ってもHDD+DVDレコーダーのことを指す場合がほとんどです。
つまり、
デジタル放送などの番組を一旦ハードディスクに保存して、
その後DVDにデータを移動させるのが通常ですね。
現在のデジタル放送には「コピーワンス」
という録画制限がかけられています。
それがあまりに激しいので、
DVDレコーダーやHDDレコーダーの売れ行きが鈍っていて、
せっかくのデジタル放送の普及が阻害されるとまで指摘されてきました。
それで、
レコーダーで録画された番組は10回ダビングが出来る
「ダビング10」
という規格に緩和されることになりました。
予定では、
2008年の6月2日午前4時以降に放送される番組から実施される予定でしたが、
延期になってしまいました。
その理由は機器の準備や周知が間に合わないといわれていますが、
多分日本音楽事業者協会や映画業界からの著作権問題で納得いかないので、
圧力をかけてきたのではないでしょうか。
当分、どうなるか分からない状態です。
ちなみに、ダビング10(テン)
やコピーワンスという仕組みは日本だけの仕組みで海外のパソコンやDVDプレーヤーなどでは、
録画番組を見ることが出来ません。
現在のデジタル放送には、「コピーワンス」
という厳しい録画制限があります。
このコピーワンスとは、
動画などのコンテンツ権利保護対策として、
1回だけコピー可能なコンテンツのこと、
またはその仕組みのことをいいます。
その基本的な仕組みは、地上/
BSデジタル放送にコピー制御信号を重畳し暗号化して送出して、
地上波/BSデジタル対応機器に装着されている
「B-CASカード」によって復号化するシステムです。
ここで注意して欲しいのは、
このコピーワンスは日本独自のデジタル放送のシステムで、
「コピーワンス」と聞くと、
録画したコンテンツを1回に限りコピーできると思い込みがちであるが、
実はそうではありません。
日本のデジタル放送にて採用されたコピーワンス制限とは、
放送されたコンテンツをユーザ側で記録する行為をコンテンツのコピーとして捉えています。
例えばハードディスクレコーダに録画した時点で許された1回限りのコピーを使い果たしてしまっているので、
ハードディスクレコーダに取り溜めた番組をDVDなどにコピーすることは出来ないのです。
殆どの人が、
デジタル放送を視聴するためにはB-CASカードが必須と思い込んでいるようですが、
実はそうではなく、
アメリカなどではデジタル放送に何のプロテクトもかかっていません。
当然アメリカにはB-CASカードなるもの自体無いのです。
もっとも、
アメリカの場合はデジタル放送普及のために当初はプロテクト無しにして、
普及した後にプロテクトをかけるのではないかとも噂されているそうですが。
さて、そのコピーですが、
ハードディスクレコーダの番組をDVDに焼ける代わりに元のハードディスクレコーダ上の番組が消去されます。
つまり元のコンテンツがこの操作で削除されてしまうので、
やり直しが効かない編集行為なのです。
機器によってはムーブの最中にCMカットなどのビデオ編集を行えることも出来るが、
これもやり直しが効かないので、
気軽に使える機能とは言えません。
そして、
その作業中にDVDに移動出来なかったというトラブルが起こり、
ハードディスク内のコンテンツも消されてしまい、
大変なことになったというトラブルが頻繁に起こりました。
それで、
1回きりではなく数回コピーが出来るように規格を変えようという話が持ち上がりました。
それが、ダビング10なのです。
